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Posted by さがファンブログ事務局 at

2017年04月06日

最終章、佐賀酒アンバサダー報告会&酒造会館お別れ会

~佐賀酒さいこう!~
~佐賀酒アンバサダーさいこうだー!~


年度末を前に、佐賀県酒造会館で、平成28年度に拝命した

「佐賀酒アンバサダー」

の報告会が行われた。

この日は、大阪からもアンバサダー仲間の中本千尋さんが来佐し、シゲルみずえの三人で、アンバサダー活動の報告を行った(同じアンバサダー仲間の田代奈々さんは福岡でのラジオ生放送中ということもあって欠席)。

報告というよりは、三人でトークした感じになったけど、、、。animal2animalcat



「佐賀酒アンバサダーになって!!」
という1本の電話から始まったアンバサダー活動。

アンバサダーといえば、ネスカフェアンバサダーが巷に広がっていただけに、

「こりゃあ ドッキリじゃ あんみゃあかsign02

佐賀県酒造組合に打ち合わせに行くまでは、半信半疑だったが、アンバサダー事業は、ドッキリでもなんでもなく、ホントに佐賀県で立ち上がった新しい取り組みだった。smile

任務は、

「シゲルとみずえの佐賀酒探訪記」

を立ち上げて、県内各市を探訪しながら、佐賀酒を美味しく呑めるお店をブログで紹介することだった。

3月までの探訪記で「全市」を訪ねることができ、その土地の歴史や文化、人、佐賀酒、食に触れてることができた。bleah

自分たちが住んでいる佐賀県内でも、行く先々で雰囲気はガラリと変わり、旅人になったような気持ちになった。









千尋さんは、大阪を拠点に活動するフードデザイナー読者モデルで、インスタグラムで2万人以上ものフォロワーを持つインフルエンサー

日本酒初心者や女性目線の佐賀酒PRをメインに、お酒と合う料理教室や、イベント開催など、佐賀酒認知度アップの発信を行った。









たくさんの蔵元関係者を前に、3人寄ればなんとやら~で、報告を終えて、(´▽`) ホッ。happy02

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せっかくの機会だから、もう一人の佐賀酒アンバサダーである奈々ちゃんこと田代奈々さんの活動もここで紹介しますね。

ラジオ生放送番組
~佐賀ん酒を学びつくせ!~
『田代奈々、佐賀酒アンバサダーへの道!』
(全27回放送)









奈々ちゃんと蔵元さん達との楽しいトークを通して、お酒の情報や蔵元さん達の佐賀酒に対する熱い思いを発信していただきました。smile

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さあ!
これが終われば、お楽しみが待っているのだ~♪bottlesmilebottle


築50年を超える酒造会館、ありがとう。 

さよならパーティ開催

報告会終了後は、

「酒造会館お別れ会」

がはじまった。

佐賀県酒造組合は、4月から佐賀市駅南本町の新会館へ引っ越すことが決まっており、佐賀市与賀町に建てられた「佐賀県酒造会館」は、50余年の歴史に幕を閉じることとなった。

時代を感じさせる会館の外観は、そこだけ時間が止まったような感覚にさせる。

会議室には歴代の酒造組合会長の写真が並び、白黒写真が良く似合う。

長年がんばった会館を会場にお別れ会を行うのは、蔵元さんや組合事務局で執務をとった職員の方々にとっては、感慨深いものがあっただろう。

佐賀ん酒でカンパイでスタート。smile




この日はなんと、パートナーシゲルさんのお誕生日。birthday

ということで、関係者の皆さんからとっておきの佐賀の酒オリジナルラベルが贈呈された。present


アンバサダー3人にもオリジナル酒が贈られ、温かい心づかいと明るいノリに、会場中が笑顔で包まれた。


和やかな雰囲気と、各テーブルで弾む会話…まとまりがいいとよく言われる佐賀蔵元さん達を見て、


改めて佐賀ん酒の魅力に触れたような気がした。bleah

酒造会館で撮影したお別れ会の集合写真は、お気に入りの一枚となった。


和みの空気は酒にも現れる。

「和醸良酒」

佐賀のお酒にピッタリな言葉だと思う。

佐賀ん酒さいこう~!!



「シゲルとみずえの佐賀酒探訪記」
担当 シゲルみずえより感謝を込めてheart01


シゲルから一言animal2

まずもって佐賀酒ファンの皆様に「シゲルとみずえの佐賀酒探訪記」をご愛読いただきありがとうございました。
お礼を申し上げます。
このほど昨年から9回にわたって県内各市を探訪して、佐賀のお酒を切り口にして各地の魅力を伝えるというアンバサダーの役割をなんとか終えることができほっとしています。ブログでは鹿島を「佐賀県の酒都」、嬉野を「湯治、杜氏、陶磁の三つの”とうじ”の町」と勝手にネーミングしたり、お店や名所、温泉などの下手なイラストを描かせてもらいました。私のわがままを快く受け入れてくださった酒造組合と取材にお付き合いいただいた相棒のみずえさんに感謝です。半面、もっと取り上げる素材や地域の魅力がたくさんあったのに十分に伝えることができずに残念です。


これからも佐賀酒の応援は継続します。

佐賀酒
どうぞ湯ろ酒くhappy02
シゲル


みずえから一言animal

佐賀酒アンバサダー
佐賀酒好きな私にとっては、ご褒美のような勲章のような、そして夢の中にいるような面持ちの反面、初めての取り組みということで、肩にズシンと重くのしかかるプレッシャーもありました。
佐賀酒を一人でも多くの人に知ってもらいたい、佐賀の食と共に、観光の中に佐賀酒をコンテンツに取り込んでもらいたい、という思いは伝えられたでしょうか。
知識豊富なパートナーシゲルさんとの探訪は、とても楽しく、自身にとっても大変勉強になりました。酒友のみなさん、これまで、ご愛読いただきましてありがとうございました。

アンバサダーであっても、アンバサダーでなくても、私の「酒活」に終わりはありません。
その酒蔵やお酒のストーリーを浮かべながら、酒器やお料理を合わせ、一緒に呑む仲間と語らうひとときが大好きです。

またいつか、お酒の薫りのする場所で、
お会いしましょう~
happy02
みずえ

(完)

『シゲルとみずえの佐賀酒探訪記』をご愛読いただきまして誠にありがとうございました。  


Posted by シゲルとみずえ at 18:46Comments(0)番外編

2017年03月31日

第十回、唐津市探訪<最終回>

~鳴滝酒造~曳山展示場~天狗茶屋~




〔 唐津の名水で醸される 地元の酒 〕

「聚楽太閤」

唐津っ子にとっての「地酒」といえば、「聚楽太閤」(じゅらくたいこう)の銘柄を持つ鳴滝酒造の酒のこと。

唐津くんちの時には、「太閤」を提げて家を訪問し、酌み交わす。

45年以上もの長きに渡り続いている「太閤会」という酒の会からも、地元愛にあふれる唐津っ子の想いが伝わってくる。

酒蔵のあるこの辺りは、水がきれいなことで知られており、「御茶ノ水」(お茶に使うきれいな湧き水)と呼ばれていたそう。

やわらかくて清らかな水で、旨みのある優しい酒を醸す。


県外への出荷は純米酒系が多いが、地元のお客さんは、普通酒びいきの人が多いという。

だからこそ

「町の人が育ててくれた味は守っていきたい。唐津の酒として愛飲してもらうことが文化の継承にもつながる」

古館社長は言う。


自らも唐津くんちの時には頭がくんちでいっぱいになるほどの唐津っ子だから、地元に愛される酒は、これからもずっと続いていくことだろう。happy02



〔 くんちがあるけん唐津ったい! 〕


唐津神社の秋の神事「唐津くんち」は、唐津もんの血が騒ぐ地域あげての祭り。

11月3日~4日の2日間は、会社も休んでくんちにどっぷりハマる人、県外に出てしまっている人でも、盆正月は帰省しなくてもくんちの時だけは里帰りするという唐津っ子たちが、町を熱く熱く盛り上げる。

なかなか祭りを生で見に行けない人には、13台の曳山が一堂に展示された「曳山展示場」の見学をおすすめする。


一番古いもので江戸時代から補修を重ねて守り継がれてきた各町の大事な「曳山」
向かいあうように展示されている曳山の他、曳山の歴史や祭りの概要がわかる映像が上映されている。




本番の唐津くんちに行けなかった人は、「曳山展示場」唐津らしさを肌で感じてみよう。


唐津駅前のアーケード内には、かの有名な「川島豆腐店」もあり、朝食、夕食で名物のざる豆腐を堪能できる。


売店もあるので、唐津にきた証に購入するのもいい。

店の前のベンチに腰掛けて、あったかい豆乳を飲んだ。


濃厚で大豆の味がしっかりとする豆乳のおかげで、飲酒前に胃に膜張りができた気分♪

お菓子屋の老舗では、唐津くんちの瓦せんべいをゲット!

10㎝×20㎝くらいの縦長サイズというのも珍しいが、くんちの各町の曳山の絵が焼いてあるので、お土産にはもってこい。

そろそろ、お店に行くとしよう。


今回の店選びは、唐津の酒が飲める店をテーマに色々と情報を集めてみた。

ほどよい予算でお酒と地元の食が楽しめる店として、複数の人から名前が挙がった店を訪ねることに決めた。

天狗茶屋である。


アーケードを出て、1分くらいのところにあるので、分かりやすい。

シゲル曳山展示場曳山ば見たぎ、やっぱい本番にも行きとうなってきたよ。wink

みずえ:さっき、鳴滝酒造古館社長が「くんちの時に遊びにおいで」って言いよんさったけん、今年は、くんちを見に行こうか?happy01

シゲル:町の人達の勢いの伝わってくるやろうね。ここらへんはみんな「太閤」やけんね。confident

みずえ:地元に馴染んでいるから、他のお酒は対抗できませんね?smile


しょうもない話をしているうちに、店の前に着いた。

看板に描かれた天狗の高い鼻は丸みがあり、親しみがもてる。happy01

店に入ると、掘り炬燵式の個室に案内してもらった。

空腹もピークに達していたので、早速メニューを開き、何を頼むか思案する。animal2animal

唐津に来たと実感できるようなものがいいと、

川島豆腐ざる豆腐


藤川蒲鉾の 魚ロッケ


くじらの竜田揚げ


を注文した。

そして、刺身もネ。


酒肴には、唐津の日本酒ということで、唐津2蔵の酒を探す。

万齢 特別純米」 特別純米」がメニューに載っている。


唐津の酒はこれで揃った。smile

ほろよいセットなるものがあり、日本酒3種を飲み比べできるセットがあったので、唐津の酒に他の佐賀酒もプラスして、注文した。




酒肴がテーブルに揃っていく。


日本酒が入った器からは、液体がどんどん減っていくと同時に、いい心地になっていく。happy02

いつもの幸せの図式だ。animal2animal


川島豆腐店ざる豆腐藤川蒲鉾魚ロッケは、唐津フードの王道ともいえる食べ物で、観光客はまず押さえておきたいアイテムといえる。

ほろ酔い状態になって、今度は地元の人が愛してやまない味を飲みたくなった。heart01

「太閤 上撰」


これは熱燗でお願いしよう。bottle

湯気と共に広がる酒の香りに、曳山展示場でみたくんちの映像が脳裏に浮かんできた。

美味しい唐津のお酒と肴を飲むほどに、今宵も酔いが回る。happy02

今夜も最高。smile

唐津さいこう!

佐賀さいこう!





佐賀県を代表する観光地でもある唐津を探訪したことで、
佐賀酒探訪記は全ての市を巡ることができた。

酒が大好きなシゲルみずえ

加えて、食べることも、名所を見ることも大好き。animal2animal

やはり、その周辺を回ったり、地元の店の美味しい酒肴と酒を一緒に楽しむことが「酒探訪」といえるのではないだろうか。happy02

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■曳山展示場
唐津市西城内6-33
0955-73-4361
9:00~17:00
休 唐津くんち巡行(11月3日、4日)
12月第1火水曜、12月29日~31日
入場料 300円
駐 あり

■天狗茶屋
唐津市紺屋町1670
0955-74-4955
17:30~23:00(OS22:30)
休 不定休

本日の注文
ほろ酔いセット 734円
魚ロッケ 270円
くじら竜田揚げ 864円
ざる豆腐  410円
本日の刺身盛り、つくね串、鯛茶漬けなど

二人で6230円

■鳴滝酒造
唐津市神田3272-1
0955-74-3125

(了)

唐津市探訪<その1>へ


(執筆:みずえ,挿絵:シゲル)

ご意見や佐賀酒アンバサダーへのメッセージなどお待ちしております。
是非コメント欄にお書き込みください。

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Posted by シゲルとみずえ at 16:46Comments(0)佐賀酒探訪

2017年03月30日

第十回、唐津市探訪<その1>

~厳木~相知~鏡山~高島~唐津焼工房~

シゲルみずえ佐賀酒探訪記!もとうとう最終回animal2animal

ラストを飾るのは、「唐津」

玄界灘の海の幸、唐津くんち唐津焼…と見どころ、魅力いっぱいの唐津エリアを探訪してみるとしよう。smile



〔 厳木で評判の「海鮮丼」に昼酒! 〕



平成の市町村合併で、厳木町(きゅうらぎまち)、相知町(おうちちょう)、浜玉町七山村が新たに加わり、広くなった唐津市

佐賀市を出発して約40分、唐津市の玄関口にあたる厳木に、美味しい海鮮丼を出す店があるという噂を聞きつけたので行ってみることに。

今回も、佐賀県酒造組合のイケメン古川氏の同行のおかげで、海鮮丼佐賀の酒、という組み合わせが可能に…。carbottle

さて、どんなお酒と出会えるやら。smile

国道203号線の「町切」(ちょうぎり)交差点を左折して、少し走ったところにある

「寿司・割烹きたむら」


元々は鮮魚店を営んでいたというこの店、魚屋の看板だけはその跡を残し、今は三代目が店を切り盛りしている。

店の開店とほぼ同時に入店して、三人とも噂の海鮮丼を注文した。

酒メニューを見てみると、さすがは唐津厳木のお隣、相知町「万齢」が置いてある。

天山東鶴東長のお酒もあった。

せっかくなので、東長の上撰と天山の上撰をオーダー。

ほどなくして出てきた海鮮丼に三人一様に目を丸くした。surprise

「すごいボリューム!! 魚も活きがいいね!」shinefishshine


写真の海鮮丼でなんと平日のランチ限定で864円(税込)。

ご主人の北村さんは、「自分が食べたいと思う海鮮丼をお出ししていますhappy01」と言う。

お酒は、まるでサービスのようになみなみと注がれるが、それが、お店では普通の量。


魚好きも酒好きも集まる人気店なのだ。smile



〔 厳木のお隣といえば・・・「小松酒造」 〕


厳木の隣りの相知町に入った。

相知と言えば「万齢」の蔵元小松酒造がある。

シゲル「相知」といえば、蔵開きの時には「お家」のようにまったりと酒友と飲んでいる「万齢」の蔵のあるやんね。happy02

みずえ:あ、ちょうど通るところですよー。この季節は、菜の花のきれいかですね。

シゲル:ちょろっと酔って、いんにゃ、寄っていくね?confident

みずえ:ホントは寄りたいけど、先があるので、今回はあきらめましょう。sad

シゲルcrying

船の予定がなかったら立ち寄りたかったが、残念。

さて、小松酒造で3月12日に開催された蔵開きでは、開始前からずらりとお客さんが並び、限定酒が早い時間に完売し、かなり盛況だったらしい。

「相知にわざわざ足を運んでくれるから」

と、蔵元の心づかいで、毎回、20種類ほどの無料試飲ができるのも、酒ファンがほうっておけない理由だろう。

別の日に撮影した「万齢」小松社長とシゲルのツーショット。




〔 唐津と言えば海。海が見える鏡山へ登ろう~♪ 〕


鏡山入口から上へ上へと車を走らせる。
木々の合間から、ちらっ、ちらっと虹の松原と海が見えてくると、普段とは違う景色を見て、しばし解放感に浸る。


海っていいね。happy02

久しぶりに登った鏡山に立ち、唐津に来たことを実感する。

鏡山は、標高284メートル、万葉集にも詠まれ、数々の伝説も残されている。

その一つは、悲恋伝説として知られる松浦佐用姫の伝説。

こちら、厳木の道の駅「風のふるさと館」に建つ佐用姫像

佐用姫が、朝鮮半島へと出兵する大伴狭手彦への愛慕のあまり、この場所から領布を振って別れを惜しんだという伝説から、鏡山「領布振山」(ひれふりやま)とも言われている。

「愛」に溢れた場所だからか、ハートの形をしたモニュメントが新しくできていた。

一番上のハートに手を当てるとよいらしい。heart01

この二人が並んで触ってもねぇ、、、(笑)

願掛けに出かけてみたらいかが?heart04



〔 宝くじ 持ってないのに 高島へ 〕


鏡山に登って虹の松原と海、台形に浮かぶ島を見て、唐津に来たことを実感。

この場所から次に私たちが行く場所を指さし確認、唐津城のほうへと向かった。

厳木相知と進んできた行程を急いでいたのは、高島へ渡るための船に乗るためだった。


唐津城は、豊臣秀吉が家臣・寺沢広高が建てた城で1602年から7年もの歳月をかけて築城した。

玄界灘をバックに凛とした姿を見せる現在の唐津城は、観光用に造られた唐津観光のシンボル的存在、模擬天守閣はフォト撮影にもおすすめ。camerashine


台座のような形をした高島へ着いた。scissors


宝くじを持ってもいないのに、高島へ。

宝くじ高額当選も実現したというパワースポットに、足を踏み入れてみたかったのだ。happy02

港の入り口に建つ漁協を抜けると、宝くじ開運グッズの直売所がある。

店には、「これで3億円分!」と展示された一万円札大にカットされた紙幣もどきが、、、。

手に入れられるはずのない3億円の感覚をつかむことができる。think


見どころは、島の氏神塩屋神社や、宝当神社などがあり、駆け足でまわれば、40分ほどで港にまた戻ってこれる。

1日6便しか出ていないので、一つ逃せばけっこうなタイムロスになるので、我々も急ぎ足で島を歩いた。sweat01


ここで気になるのは、の多さと、そして、野崎姓が多いという噂。

みずえは、島で宝当神社の巫女さん、店にいた人、船のスタッフさんに「名字は?」と尋ねてみたら、3人とも「野崎さん」だった。wink



今から約、450年ほど前、肥前草野家の家臣で、高島に移り住んだ野崎隠岐守綱吉が、島を襲撃してきた盗賊を撃退して英雄としてあがめられ、それからというもの、島民はみな「野崎」を名乗るようになったという。smile

道を歩けば、にあたる、といってもいいほどに、ニャンコがのんびりと昼寝したりして寛いでいる。



宝当神社では、シゲルさんがカワイイおみくじをひいた。


今年も「当たり」な年になりますように、と願掛けでもしたのだろうか。animal2

唐津の市街地から8分足らずの船旅で不思議に出逢えた。




〔 山全体がギャラリー。隆太窯で自然に触れ癒される 〕


「唐津焼」といえば、

「一楽二萩三唐津」

と言われるほど、茶道においては名高い焼き物の一つで、1580年ごろ、唐津岸岳城(きしたけじょう)城主波多氏の領地で焼かれたのが始まりとされている。

温かみのある陶器ゆえに、酒器の作品も多い。

「唐津焼」に触れるために、陶房を訪ねることにした。

向かった先は、市街から山手の方へ。

今日は山に囲まれた「隆太窯」へ行ってみることにした。


隆太窯は、十二代太郎右衛門(無庵)の五男 中里隆さんの「隆」と、十二代太郎右衛門「太」から名付けられた。

山を切り開いた場所に、ギャラリーと工房がある。


葉が風に揺れる音や小川のせせらぎが心地よく、棚田を背景にした美しい光景もまるごとギャラリーのようなロケーション。


中里親子の作品が見られるギャラリーには、皿や湯のみ、酒器などが展示・販売されている。

ケースには酒器も並び、手のひらにすうっと馴染む風合いに、楽しく呑む光景が浮かぶ。

「今日は作陶していますよー、工房もどうぞー」
happy01
とお店の方に勧めていただき、ギャラリーから下って工房へ。

おそるおそる扉を開けると、中里太亀さんが作陶されていた。surprise


一般客も入っていいようにしているところにも驚くが、見学者にとっては、陶芸家の一挙手一投足を目の当たりにできるなんて、たまらない時間だ。smile

唐津の地で唐津焼に触れ、極上の旅をしている気分になってきた。heart01



次はいよいよ、唐津のお酒と美味しい料理をいただく。

お楽しみに。

■活魚・仕出し・お食事処 きたむら
唐津市厳木町岩屋1001-3
0955-63-2015
休 月曜
駐車場 あり(岩屋郵便局前)

海鮮丼 864円(平日のみのサービス価格)

佐賀の酒 天山上撰 324円
金紋東長 本醸造 324円
■定期船 ニューたかしま
片道210円
唐津市漁業協同組合 0955-73-2662

■隆太窯
唐津市見借4333-1
0955-74-3503
9:00~17:00
休 水曜
要問合せ

■小松酒造
唐津市相知町千束1489
0955-62-2408

【つづく】
唐津市探訪<最終回>へ


(執筆:みずえ,挿絵:シゲル)

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Posted by シゲルとみずえ at 14:58Comments(0)佐賀酒探訪