2017年03月14日
第九回、多久・小城探訪<その1>
〔 アイもよか!コイもよか! 〕
~癒しと地酒を求めて、多久・小城へ~

シゲルとみずえの佐賀酒探訪記。
今回は、小城市、そのお隣、多久市へ出かけてみることに。
春の気配を感じるスポットや、出来立ての新酒などに出会えるかしらー
佐賀インターナショナルバルーンフェスタ会場の嘉瀬川河川敷を境に、国道34号の嘉瀬大橋を渡ると、小城市三日月町に入る。
かつては、酒造りが行われていた千代雀酒造の煙突が橋からも良く見える。

ここは、映画「男はつらいよ 僕のおじさん」でロケ地となった場所としても知られている。
34号を西へ進むと、最初の目的地津の里温泉「アイル」に到着。

シゲル:みずえちゃん、ここのお湯は、看板に堂々と「泉質日本一」と掲げてあるけど、嬉野温泉と同じで、美人の湯と言われているんだ。ほんなこてぬるぬるで素晴らしかとよ。アイルだけに、アイもいっぱいってね。
みずえ:よく入りにきよんさっでしょ?シゲルさん。大浴場は有料だけど、足湯は無料なんですよね!
シゲル:そうそう!!やっぱい、探訪記には混浴も欠かせんけんねー。
みずえ:足だけよ、足!!
シゲル:私はアッシー君か!?

といいつつ、調子に乗り過ぎるシゲル・・・
ありがたいことに、足湯は無料の太っ腹な施設なのだ。
いつもは、談笑する地元の方々や常連さんで賑わっているこの場所、訪れた日は、雨模様に冷たい風が吹く日で、足湯に浸かる客は私たちだけ、そう貸切(笑)足湯は、アイルのある牛津町の形をしているという。
湯につけた足からじわじわと身体まで温まってきた。
まさに湯上りの気分。
そんな時に食べたくなるのは何?アイスでしょうか??

小城でアイスといえば、「竹下製菓」でしょう~♪
竹下製菓という名前で分かる人は、地元愛着度が高い!では、「ブラックモンブラン」と言ったら、ほとんどの人がピーンとくるはず。
どこのお店に行っても、アイスのショーケースにはブラックモンブランがあったので、佐賀の人は全国どこにでもブラックモンブランがあるもんだと思っていたという話もあるが、「ブラックモンブラン」は地元で長年親しまれてきた佐賀・九州のソウルフードなのだ。
製造元は小城市小城町で、しかも、足湯で温まったアイルから車で10分足らずのところにあるというから、直接訪ねてみようということに。

風車型の建物を目印に坂を上ると、会社の社屋が。
その横にある広場に小屋がポツンと建っている。

竹下製菓の売店である。
ここには、コンビニやスーパーで売られているよく見る商品以外に、なかなか見かけないレアな商品もあって、楽しく買い物ができる。

毎年、梅まつりの時は、売店があるこの広場が駐車場になる。
お客さんは、マイクロバスに乗って梅まつり会場まで行けるようになっている。
私たちも、本社工場から山の方へ車を走らせて梅林のあるほうへ行ってみた。
訪ねた時は、まだ3~5分咲きの頃で、梅の香りがかすかに鼻腔をくすぐる程度だったが、満開の時期には、紅色や、白、薄ピンクの梅が約7000本も咲き誇る。

山肌が梅の花で覆われるこの季節には、まつりが過ぎても、ドライブがてらに梅林に見学に行く人も多いという。

付近には、796年創建の牛尾神社があり、高台からは、佐賀平野、空気が澄んでいる時は雲仙まで見える広大な景色を眺めることもできる。


ポカポカ陽気の日には、牛尾の梅林まで出かけてみてはいかが?
足湯に浸かり、梅も鑑賞して、春に包まれていい気分!湯上りのアイスまで食べていながら、食欲はさらに増進した模様。
シゲル:ここからは、多久にも近かとやろう?みずえちゃん
みずえ:はい、山を下りたらすぐ多久よ、東多久。
シゲル:まだ昼ばってん、ちょっと1杯飲まるっとこはあるやろか?
みずえ:あるある!!お酒も呑めて、お酒のことが学べるところが!
でもね、その前に、ちょっとよりたいところがあるんだけど…
一行は、梅林の春の香りから、お酒の薫りに誘われたくなって、多久市へと向かうことにした。
小城市から多久市へ入ると、多久で唯一の酒蔵東鶴酒造が視界に入ってきた。

新酒の季節、何か新しいお酒が出ていないかしら?とアポなしで売店に寄ってみた。


すると、あったあった、出たばかりのお酒が!東鶴純米吟醸雄町と山田錦を試飲させてもらい、二人とも、雄町の味わいに魅了され、購入してしまった。

これもまた探訪記の一興であろう。
道中、付き合ってくれる古川氏のおかげさま…感謝、感謝。
■小城市牛津保健福祉センター アイル
泉質:ナトリウム炭酸水素塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
地下1705mから湧き出る温泉を42度に冷やして、かけ流しで浴槽に注いでいる温泉
泉質の良さには、温泉ファンからも定評があり、足繁く通う常連客も。
神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・冷え性・疲労回復など
小城市牛津町勝1221-1
0952-51-5515
10:00~21:30
休館 第2月曜・火曜/ 年末年始12月29日~1月1日
浴場入浴は500円、中庭の足湯は無料
■竹下製菓
小城市小城町池の上2500
0952-73-4311
売店利用は、会社の受付に声掛けを
■東鶴酒造(株)
多久市東多久町大字別府3625
0952-76-2421
【つづく】
多久・小城探訪<その2>へ
多久・小城探訪<最終回>へ
(執筆:みずえ,挿絵:シゲル)
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~癒しと地酒を求めて、多久・小城へ~

シゲルとみずえの佐賀酒探訪記。
今回は、小城市、そのお隣、多久市へ出かけてみることに。
春の気配を感じるスポットや、出来立ての新酒などに出会えるかしらー

佐賀インターナショナルバルーンフェスタ会場の嘉瀬川河川敷を境に、国道34号の嘉瀬大橋を渡ると、小城市三日月町に入る。
かつては、酒造りが行われていた千代雀酒造の煙突が橋からも良く見える。

ここは、映画「男はつらいよ 僕のおじさん」でロケ地となった場所としても知られている。
34号を西へ進むと、最初の目的地津の里温泉「アイル」に到着。

シゲル:みずえちゃん、ここのお湯は、看板に堂々と「泉質日本一」と掲げてあるけど、嬉野温泉と同じで、美人の湯と言われているんだ。ほんなこてぬるぬるで素晴らしかとよ。アイルだけに、アイもいっぱいってね。

みずえ:よく入りにきよんさっでしょ?シゲルさん。大浴場は有料だけど、足湯は無料なんですよね!

シゲル:そうそう!!やっぱい、探訪記には混浴も欠かせんけんねー。

みずえ:足だけよ、足!!

シゲル:私はアッシー君か!?


といいつつ、調子に乗り過ぎるシゲル・・・
ありがたいことに、足湯は無料の太っ腹な施設なのだ。

いつもは、談笑する地元の方々や常連さんで賑わっているこの場所、訪れた日は、雨模様に冷たい風が吹く日で、足湯に浸かる客は私たちだけ、そう貸切(笑)足湯は、アイルのある牛津町の形をしているという。
湯につけた足からじわじわと身体まで温まってきた。
まさに湯上りの気分。
そんな時に食べたくなるのは何?アイスでしょうか??

小城でアイスといえば、「竹下製菓」でしょう~♪
竹下製菓という名前で分かる人は、地元愛着度が高い!では、「ブラックモンブラン」と言ったら、ほとんどの人がピーンとくるはず。

どこのお店に行っても、アイスのショーケースにはブラックモンブランがあったので、佐賀の人は全国どこにでもブラックモンブランがあるもんだと思っていたという話もあるが、「ブラックモンブラン」は地元で長年親しまれてきた佐賀・九州のソウルフードなのだ。
製造元は小城市小城町で、しかも、足湯で温まったアイルから車で10分足らずのところにあるというから、直接訪ねてみようということに。

風車型の建物を目印に坂を上ると、会社の社屋が。
その横にある広場に小屋がポツンと建っている。

竹下製菓の売店である。
ここには、コンビニやスーパーで売られているよく見る商品以外に、なかなか見かけないレアな商品もあって、楽しく買い物ができる。

毎年、梅まつりの時は、売店があるこの広場が駐車場になる。
お客さんは、マイクロバスに乗って梅まつり会場まで行けるようになっている。
私たちも、本社工場から山の方へ車を走らせて梅林のあるほうへ行ってみた。
訪ねた時は、まだ3~5分咲きの頃で、梅の香りがかすかに鼻腔をくすぐる程度だったが、満開の時期には、紅色や、白、薄ピンクの梅が約7000本も咲き誇る。

山肌が梅の花で覆われるこの季節には、まつりが過ぎても、ドライブがてらに梅林に見学に行く人も多いという。
付近には、796年創建の牛尾神社があり、高台からは、佐賀平野、空気が澄んでいる時は雲仙まで見える広大な景色を眺めることもできる。

ポカポカ陽気の日には、牛尾の梅林まで出かけてみてはいかが?
足湯に浸かり、梅も鑑賞して、春に包まれていい気分!湯上りのアイスまで食べていながら、食欲はさらに増進した模様。
シゲル:ここからは、多久にも近かとやろう?みずえちゃん
みずえ:はい、山を下りたらすぐ多久よ、東多久。
シゲル:まだ昼ばってん、ちょっと1杯飲まるっとこはあるやろか?

みずえ:あるある!!お酒も呑めて、お酒のことが学べるところが!


一行は、梅林の春の香りから、お酒の薫りに誘われたくなって、多久市へと向かうことにした。
小城市から多久市へ入ると、多久で唯一の酒蔵東鶴酒造が視界に入ってきた。

新酒の季節、何か新しいお酒が出ていないかしら?とアポなしで売店に寄ってみた。


すると、あったあった、出たばかりのお酒が!東鶴純米吟醸雄町と山田錦を試飲させてもらい、二人とも、雄町の味わいに魅了され、購入してしまった。

これもまた探訪記の一興であろう。
道中、付き合ってくれる古川氏のおかげさま…感謝、感謝。

■小城市牛津保健福祉センター アイル
泉質:ナトリウム炭酸水素塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
地下1705mから湧き出る温泉を42度に冷やして、かけ流しで浴槽に注いでいる温泉
泉質の良さには、温泉ファンからも定評があり、足繁く通う常連客も。
神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・冷え性・疲労回復など
小城市牛津町勝1221-1
0952-51-5515
10:00~21:30
休館 第2月曜・火曜/ 年末年始12月29日~1月1日
浴場入浴は500円、中庭の足湯は無料
■竹下製菓
小城市小城町池の上2500
0952-73-4311
売店利用は、会社の受付に声掛けを
■東鶴酒造(株)
多久市東多久町大字別府3625
0952-76-2421
【つづく】
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(執筆:みずえ,挿絵:シゲル)
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Posted by シゲルとみずえ at 16:15│Comments(0)
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