2017年01月27日
第八回、嬉野市探訪<その1>
〔温泉で温まろう〕

※言うまでもなく、シゲルの妄想によるイラストです(笑)
嬉野と言えば温泉。
今年の冬も寒い。
こんな日は、こんな日も、こんな日こそ温泉で温まろう。
今回の佐賀酒探訪は
“日本三大美肌の湯”
で有名な嬉野温泉のある嬉野市だ。
温泉とお酒の文化研究家であるシゲルにとっても行きたいところナンバーワンの聖地だ。
嬉野のお湯に浸かりながら一杯やるなんて最高!と勝手に期待を膨らませる。
全国の温泉地、温泉街には造り酒屋があるところは少なくないが、酒蔵の中に天然の温泉があるというのは嬉野温泉の井手酒造だけではないかと思う。
井手酒造は温泉地嬉野の人達にこよなく愛されている「虎之児」というお酒を醸す酒蔵である。

温泉とお酒のコラボという超幸せな組み合わせにはシゲルとしても大いに感動、賛同する。
もしかしたら、日本三大美肌の湯の秘密が、温泉にもあるのかもしれない。
井手酒造の入り口玄関に建つ山頭火の碑(なんと徳利型)だ。うふっ。

「嬉野はうれしいところです。
酒どころ茶どころ
孤独の旅人が草履をぬぐには
いいところです
私もできることなら
こんなところに
落ちつきたいと思います。
云々
楽湯~遊於湯~
何物にも囚えられないで
悠々と手足をのばしたい気分」
と、
放浪の自由律詩人種田山頭火は
嬉野で記している。
今日の探訪旅人は三人。


シゲルと助っ人ドライバーの古川さん、それに嬉野市役所観光課の品川さんとの三人旅。
孤独の旅ではないが、楽湯で悠々したい気分は山頭火さんだけに賛同するシゲルです。(ダジャレ)
蔵では今酒造りの真っ最中。
忙しいなか杜氏の山口さんに虎之児の酒造りについてお話を聞く。
とつとつとした純朴な語り口の笑顔が好ましい。
お顔も手もお肌つやつや、赤ちゃんのようにすべすべだ。
これは酒麹効果?
それとも温泉効果?
両方だろうね。
「出来立ての純米吟醸を飲んでみんですか」
と山口さんからなんとも嬉しいお言葉。
トクトクトクとタンクから柄杓で大きな利き猪口に注いでもらう。
あ、そんなにたくさん、いえ、どうも、う、うれしいです。
とはじけるシゲル。

香りがクーンと鼻をくすぐる。
おー。
少し口に含むとピチピチした新酒君たちがはじける。
やっぱりお酒はよかねー。
ドライバー二人の羨む視線を感じながらの一人酒。
よかろうもん。
おや、お酒の香りがするところこの人あり!
みずえちゃんがどこからともなく現れる。
おそろしいばかりの嗅覚だ。
ベストタイミングで合流。



虎之児の井手社長と集合写真に納まる。

応接間の背景は佐賀の誇る洋画家高木背水の油絵だ。
こういうのを背水の陣?というのだろうか。
お願いしたら、井手社長のご厚意で、蔵のお風呂に入らせていただけるとのこと。
ハッピー。
蔵人さんたちが酒造りの疲れを癒すのに使われているというお風呂はすぐ近くのシーボルトの湯と同じ源泉の天然温泉。
ナトリウムー炭酸水素塩泉の美肌の湯なのだ。
えーと、、、
入浴するなら、みずえちゃんと“嬉野の由美かおる”こと品川さんとの“W混浴”がいいな、、、
と、勝手に妄想を膨らませるシゲル。
ヒヒヒ。


浴室は嬉野川ごしに温泉公園やシーボルトの湯が見られるこの上ない絶景ポイント。

お湯はたまったのだが、源泉なので熱い。
井手社長と由美かおるさんもお湯かきしたり、外気を入れたりしながら湯温を調整してくれるのだが、ぬる湯好きのシゲルにはまだ熱い。

せっかくの源泉を加水するわけにもいかず、あー時間切れ。
悲しいかな次の約束があって入浴は断念、またんたびということで、蔵を後にした。
井手酒造の前で壁の穴を覗く一行。

何をやっているかと思ったら、小さなのぞき穴の向こうには大きなナマズが悠々と泳いでいるではないか。

これはもうすぐ始まる
「うれしのあったかまつり」
の「宵の美術館なまずの寝床」の町中サテライトなのだ。
別の場所でこのランタンを製作中というので案内してもらうと、青森のねぶた祭りに使うようなランタンがたくさん作られていた。


ところで、このなまずって何なの?
実はこれこそ嬉野温泉美肌の湯を解く重要なキーだったのだ。
温泉街の奥まった一角にある豊玉姫神社にその秘密があると聞き、訪ねてみた。



実は、豊玉姫神社には美肌の神様なまずお社が祀ってあり、お参りの仕方も事細やかにしるされている。

素肌健康、しわ退散、皮膚病退散の効能、ご利益があると書かれている。
これぞ、嬉野温泉の御祭神なのだ。
なるほどね。
後で入った公営のシーボルトの湯の浴室にもなまず様がちゃんと鎮座しておられた。
今でも十分に美しいみずえちゃんも、もっと美肌になろうと、しっかり欲張りお参りしたのであった。

女性の参拝客が多いのも納得の豊玉姫神社であった。
しかし、嬉野の温泉にまだ入ってないシゲル。
早く温泉で温まりたいよー
とつぶやいてみる。
とりあえず町中の広場のあし蒸し湯に入って温まることに。
うん、これって気持ちんよかね。
ナノミ効果だね。
写真は木箱に足を突っ込み上機嫌の箱入り男二人。


今日の宿のグローバルイン山水にチェックイン。
おや、ビジネスホテルだけど温泉があるみたい。
やったー。
ドボン。
ホテルの浴室は水族館にいるような彩だが、まぎれもない美肌の湯。

シゲルはナマズならぬトドのような体を湯船に揺蕩わせたのだ。
嬉しい~の。
◎第17回うれしのあったかまつり宵の美術館
・ランタン空間なまずの寝床会場:嬉野市体育館
・期間:平成29年1月28日(土)~2月12日(日)17時~22時
・まつり期間中は、他に百灯華灯籠、あったか御膳、あったか入浴券半額など盛りだくさんのイベントを予定
●問い合わせ:(社)嬉野温泉観光協会 電話0954(43)0137

◎井手酒造酒蔵開き
・平成29年2月11日(土)、12日(日)
・問い合わせ:井手酒造 電話0954(43)0001


【つづく】
嬉野市探訪<その2>へ
嬉野市探訪<最終回>へ
(執筆・挿絵:シゲル)
ご意見や佐賀酒アンバサダーへのメッセージなどお待ちしております。
是非コメント欄にお書き込みください。
読者登録をお願いします。
http://sagasakeambassador.sagafan.jp/blog_subscription.php

※言うまでもなく、シゲルの妄想によるイラストです(笑)
嬉野と言えば温泉。

今年の冬も寒い。
こんな日は、こんな日も、こんな日こそ温泉で温まろう。

今回の佐賀酒探訪は
“日本三大美肌の湯”
で有名な嬉野温泉のある嬉野市だ。
温泉とお酒の文化研究家であるシゲルにとっても行きたいところナンバーワンの聖地だ。

嬉野のお湯に浸かりながら一杯やるなんて最高!と勝手に期待を膨らませる。

全国の温泉地、温泉街には造り酒屋があるところは少なくないが、酒蔵の中に天然の温泉があるというのは嬉野温泉の井手酒造だけではないかと思う。
井手酒造は温泉地嬉野の人達にこよなく愛されている「虎之児」というお酒を醸す酒蔵である。

温泉とお酒のコラボという超幸せな組み合わせにはシゲルとしても大いに感動、賛同する。
もしかしたら、日本三大美肌の湯の秘密が、温泉にもあるのかもしれない。
井手酒造の入り口玄関に建つ山頭火の碑(なんと徳利型)だ。うふっ。


「嬉野はうれしいところです。
酒どころ茶どころ
孤独の旅人が草履をぬぐには
いいところです
私もできることなら
こんなところに
落ちつきたいと思います。
云々
楽湯~遊於湯~
何物にも囚えられないで
悠々と手足をのばしたい気分」
と、
放浪の自由律詩人種田山頭火は
嬉野で記している。
今日の探訪旅人は三人。



シゲルと助っ人ドライバーの古川さん、それに嬉野市役所観光課の品川さんとの三人旅。
孤独の旅ではないが、楽湯で悠々したい気分は山頭火さんだけに賛同するシゲルです。(ダジャレ)
蔵では今酒造りの真っ最中。
忙しいなか杜氏の山口さんに虎之児の酒造りについてお話を聞く。
とつとつとした純朴な語り口の笑顔が好ましい。
お顔も手もお肌つやつや、赤ちゃんのようにすべすべだ。
これは酒麹効果?

それとも温泉効果?

両方だろうね。

「出来立ての純米吟醸を飲んでみんですか」
と山口さんからなんとも嬉しいお言葉。

トクトクトクとタンクから柄杓で大きな利き猪口に注いでもらう。
あ、そんなにたくさん、いえ、どうも、う、うれしいです。

とはじけるシゲル。

香りがクーンと鼻をくすぐる。

おー。
少し口に含むとピチピチした新酒君たちがはじける。
やっぱりお酒はよかねー。
ドライバー二人の羨む視線を感じながらの一人酒。
よかろうもん。

おや、お酒の香りがするところこの人あり!
みずえちゃんがどこからともなく現れる。
おそろしいばかりの嗅覚だ。

ベストタイミングで合流。




虎之児の井手社長と集合写真に納まる。

応接間の背景は佐賀の誇る洋画家高木背水の油絵だ。
こういうのを背水の陣?というのだろうか。

お願いしたら、井手社長のご厚意で、蔵のお風呂に入らせていただけるとのこと。
ハッピー。

蔵人さんたちが酒造りの疲れを癒すのに使われているというお風呂はすぐ近くのシーボルトの湯と同じ源泉の天然温泉。
ナトリウムー炭酸水素塩泉の美肌の湯なのだ。

えーと、、、

入浴するなら、みずえちゃんと“嬉野の由美かおる”こと品川さんとの“W混浴”がいいな、、、
と、勝手に妄想を膨らませるシゲル。
ヒヒヒ。



浴室は嬉野川ごしに温泉公園やシーボルトの湯が見られるこの上ない絶景ポイント。

お湯はたまったのだが、源泉なので熱い。
井手社長と由美かおるさんもお湯かきしたり、外気を入れたりしながら湯温を調整してくれるのだが、ぬる湯好きのシゲルにはまだ熱い。


せっかくの源泉を加水するわけにもいかず、あー時間切れ。

悲しいかな次の約束があって入浴は断念、またんたびということで、蔵を後にした。

井手酒造の前で壁の穴を覗く一行。

何をやっているかと思ったら、小さなのぞき穴の向こうには大きなナマズが悠々と泳いでいるではないか。

これはもうすぐ始まる
「うれしのあったかまつり」
の「宵の美術館なまずの寝床」の町中サテライトなのだ。
別の場所でこのランタンを製作中というので案内してもらうと、青森のねぶた祭りに使うようなランタンがたくさん作られていた。


ところで、このなまずって何なの?
実はこれこそ嬉野温泉美肌の湯を解く重要なキーだったのだ。

温泉街の奥まった一角にある豊玉姫神社にその秘密があると聞き、訪ねてみた。



実は、豊玉姫神社には美肌の神様なまずお社が祀ってあり、お参りの仕方も事細やかにしるされている。

素肌健康、しわ退散、皮膚病退散の効能、ご利益があると書かれている。
これぞ、嬉野温泉の御祭神なのだ。
なるほどね。
後で入った公営のシーボルトの湯の浴室にもなまず様がちゃんと鎮座しておられた。
今でも十分に美しいみずえちゃんも、もっと美肌になろうと、しっかり欲張りお参りしたのであった。


女性の参拝客が多いのも納得の豊玉姫神社であった。
しかし、嬉野の温泉にまだ入ってないシゲル。
早く温泉で温まりたいよー
とつぶやいてみる。
とりあえず町中の広場のあし蒸し湯に入って温まることに。
うん、これって気持ちんよかね。

ナノミ効果だね。
写真は木箱に足を突っ込み上機嫌の箱入り男二人。



今日の宿のグローバルイン山水にチェックイン。
おや、ビジネスホテルだけど温泉があるみたい。
やったー。

ドボン。

ホテルの浴室は水族館にいるような彩だが、まぎれもない美肌の湯。

シゲルはナマズならぬトドのような体を湯船に揺蕩わせたのだ。

嬉しい~の。
◎第17回うれしのあったかまつり宵の美術館
・ランタン空間なまずの寝床会場:嬉野市体育館
・期間:平成29年1月28日(土)~2月12日(日)17時~22時
・まつり期間中は、他に百灯華灯籠、あったか御膳、あったか入浴券半額など盛りだくさんのイベントを予定
●問い合わせ:(社)嬉野温泉観光協会 電話0954(43)0137

◎井手酒造酒蔵開き
・平成29年2月11日(土)、12日(日)
・問い合わせ:井手酒造 電話0954(43)0001


【つづく】
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嬉野市探訪<最終回>へ
(執筆・挿絵:シゲル)
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2017年01月05日
番外編、中本千尋さん酒蔵探訪!(鹿島編)
もう一人の佐賀酒アンバサダー、中本千尋さんがゆく!
鹿島方面の酒蔵探訪!4軒!!
その様子をわたくし『しずく♀』がご紹介します~♪
佐賀駅から車で約1時間…鹿島でまずは腹ごしらえを。
本日1軒目の酒蔵、馬場酒造場を…通り過ぎて車で10分、、、
「落柿」(らくも)です。
窓から見えるお庭に中本さんもこの笑顔

ちょっと贅沢なランチを時間を気にしながら焦って味わい…
今度こそ馬場酒造場へ。
鹿島市三河内、馬場酒造場は パっと見て良い水に恵まれているんだと分かる場所にあります。
まずは、この方のお話から伺いました。
馬場第一郎社長です。

ただいま、美味しい
能古見
をつくっている真っ最中。

蔵内はタンクが壁側に並べてあり足場は人が一人歩けるほどの幅しかありません。
…佐賀の地にも蔵見学にも少しずつ慣れてきた中本さんから初めての悲鳴!?
恐る恐る
はしごをのぼり、
恐る恐る
はしごをおりられました。(笑)

これからお酒をつくり出す前のお米を見せていただきました。

馬場社長のこだわりや酒つくり・酒粕への想いを聞いて…
時間に追われるように移動です。
弾丸ツアーになってしまって 中本さんゴメンナサイ!
ここから車で走ること10~15分、、、
ジャン!

次は鍋島で有名な
富久千代酒造!



富久千代酒造の蔵に入ると、素敵なギャラリーに迎えられます。
元々の蔵の造りを生かしつつ鉄板で仕切りをし、展示されたお酒も浮いて見えるような様々な工夫をされ優秀なデザイン建築として賞を受賞されています。
何から何までオシャレです。

中本さんもこのオシャレ空間をカメラにおさめられ、

センスが光る飯盛直喜社長と中本さんのツーショットを撮らせていただきました。
この後、蔵の中へ。
※蔵内は撮影NGのため画像はありません。
蔵では着々と酒づくり、瓶に詰めて発送の準備…
と、大忙しの蔵人さんの様子を見てきました。
と、ここでPRを…

タイトルにぐっとくる人も多いはず
松本創さん著
『日本人のひたむきな生き方』
“逆境に屈せず自分の道を突き進む7人の物語”
が描かれています。
なんとその1人に飯盛社長が出演されています。
ぜひご覧ください~♪
さ、蔵見学へ戻ります。
次は車で1分もかからない富久千代酒造のご近所、
光武酒造場。
ご案内していただいたのは
営業部長の光武晋宏さん。


分かりやすく光武のお酒、焼酎のことをご紹介いただきました。
しぼり終わったタンク内に水を入れて流す作業をしている蔵人さんに出会いました。
桶に水を入れてはしごでのぼって運ぶ姿…
じっと見てしまいましたね、本当に体力勝負の仕事です。
晋宏さんと引き続き―――→
歩いてすぐの、これまたご近所、
峰松酒造場へ
光武酒造場と峰松酒造場は、造りを一緒に行っています。
佐賀弁、いや鹿島弁で面白おかしいトークが印象的な
峰松一清社長に
観光客向けのいつもの感じでご案内いただきました。

写真の大釜は中に入ることが出来るのですが、先ほど悲鳴をあげた中本さんははしご止まり(笑)。
寒さに負けずに草履の一清社長と笑顔で一枚。
ここは人気の写真スポットです。

峰松酒造場は、一部観光酒蔵として旅行客がひっきりなしに訪れる蔵です。
最近は、海外からのお客さんも多いそうで昔の暮らしを思い出させるレトロな道具や今やトップスターの若き頃の姿が拝めるレコードの展示もあります!!

一番はお酒の試飲ができるということですね。

中本さんも試飲し、味を確かめてお買い上げ!
自分の好きなものを見つけてGETできます。
この辺りの街並みを楽しみながらの蔵見学。
いいものですよ~
今回も佐賀酒アンバサダーだからこそ特別に見せていただいたところが多々ありますm(__)m。
鹿島には他にも
竹の園・肥前蔵心を醸す
矢野酒造(鹿島市高津原)
祐徳稲荷神社近く、どぶろくアイスでも有名な
幸姫酒造(鹿島市古枝)
と、酒蔵が全部で6軒あるお酒の町。
峰松酒造場、幸姫酒造には
販売ブースがありますのでぜひお訪ねください♪
中本千尋さん酒蔵探訪!
次は唐津編。
お楽しみに…♪
しずく♀でした~
(執筆:しずく♀)
※酒蔵の見学は必ずそれぞれの酒蔵へ事前にお問合せの上お訪ねください。
今回は佐賀酒アンバサダー事業として特別に見せていただいたところもありました。
ご理解のほど宜しくお願い致します。
番外編、中本千尋さん酒蔵探訪!(全2日)<1日目>へ
番外編、中本千尋さん酒蔵探訪!(全2日)<2日目>へ
ご意見や佐賀酒アンバサダーへのメッセージなどお待ちしております。
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鹿島方面の酒蔵探訪!4軒!!
その様子をわたくし『しずく♀』がご紹介します~♪
佐賀駅から車で約1時間…鹿島でまずは腹ごしらえを。
本日1軒目の酒蔵、馬場酒造場を…通り過ぎて車で10分、、、
「落柿」(らくも)です。
窓から見えるお庭に中本さんもこの笑顔


ちょっと贅沢なランチを時間を気にしながら焦って味わい…
今度こそ馬場酒造場へ。
鹿島市三河内、馬場酒造場は パっと見て良い水に恵まれているんだと分かる場所にあります。
まずは、この方のお話から伺いました。
馬場第一郎社長です。

ただいま、美味しい
能古見
をつくっている真っ最中。

蔵内はタンクが壁側に並べてあり足場は人が一人歩けるほどの幅しかありません。
…佐賀の地にも蔵見学にも少しずつ慣れてきた中本さんから初めての悲鳴!?

恐る恐る

恐る恐る


これからお酒をつくり出す前のお米を見せていただきました。


馬場社長のこだわりや酒つくり・酒粕への想いを聞いて…
時間に追われるように移動です。
弾丸ツアーになってしまって 中本さんゴメンナサイ!
ここから車で走ること10~15分、、、
ジャン!

次は鍋島で有名な
富久千代酒造!



富久千代酒造の蔵に入ると、素敵なギャラリーに迎えられます。
元々の蔵の造りを生かしつつ鉄板で仕切りをし、展示されたお酒も浮いて見えるような様々な工夫をされ優秀なデザイン建築として賞を受賞されています。
何から何までオシャレです。


中本さんもこのオシャレ空間をカメラにおさめられ、

センスが光る飯盛直喜社長と中本さんのツーショットを撮らせていただきました。
この後、蔵の中へ。
※蔵内は撮影NGのため画像はありません。
蔵では着々と酒づくり、瓶に詰めて発送の準備…
と、大忙しの蔵人さんの様子を見てきました。
と、ここでPRを…

タイトルにぐっとくる人も多いはず
松本創さん著
『日本人のひたむきな生き方』
“逆境に屈せず自分の道を突き進む7人の物語”
が描かれています。
なんとその1人に飯盛社長が出演されています。
ぜひご覧ください~♪
さ、蔵見学へ戻ります。
次は車で1分もかからない富久千代酒造のご近所、
光武酒造場。
ご案内していただいたのは
営業部長の光武晋宏さん。


分かりやすく光武のお酒、焼酎のことをご紹介いただきました。
しぼり終わったタンク内に水を入れて流す作業をしている蔵人さんに出会いました。
桶に水を入れてはしごでのぼって運ぶ姿…
じっと見てしまいましたね、本当に体力勝負の仕事です。
晋宏さんと引き続き―――→
歩いてすぐの、これまたご近所、
峰松酒造場へ
光武酒造場と峰松酒造場は、造りを一緒に行っています。
佐賀弁、いや鹿島弁で面白おかしいトークが印象的な
峰松一清社長に
観光客向けのいつもの感じでご案内いただきました。


写真の大釜は中に入ることが出来るのですが、先ほど悲鳴をあげた中本さんははしご止まり(笑)。
寒さに負けずに草履の一清社長と笑顔で一枚。
ここは人気の写真スポットです。


峰松酒造場は、一部観光酒蔵として旅行客がひっきりなしに訪れる蔵です。
最近は、海外からのお客さんも多いそうで昔の暮らしを思い出させるレトロな道具や今やトップスターの若き頃の姿が拝めるレコードの展示もあります!!


一番はお酒の試飲ができるということですね。


中本さんも試飲し、味を確かめてお買い上げ!
自分の好きなものを見つけてGETできます。

この辺りの街並みを楽しみながらの蔵見学。
いいものですよ~
今回も佐賀酒アンバサダーだからこそ特別に見せていただいたところが多々ありますm(__)m。
鹿島には他にも
竹の園・肥前蔵心を醸す
矢野酒造(鹿島市高津原)
祐徳稲荷神社近く、どぶろくアイスでも有名な
幸姫酒造(鹿島市古枝)
と、酒蔵が全部で6軒あるお酒の町。

峰松酒造場、幸姫酒造には
販売ブースがありますのでぜひお訪ねください♪
中本千尋さん酒蔵探訪!
次は唐津編。
お楽しみに…♪
しずく♀でした~
(執筆:しずく♀)
※酒蔵の見学は必ずそれぞれの酒蔵へ事前にお問合せの上お訪ねください。
今回は佐賀酒アンバサダー事業として特別に見せていただいたところもありました。
ご理解のほど宜しくお願い致します。
番外編、中本千尋さん酒蔵探訪!(全2日)<1日目>へ
番外編、中本千尋さん酒蔵探訪!(全2日)<2日目>へ
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