2016年11月18日
第五回、神埼地区探訪<最終回>
〔ドスコイ!ドスコイ!〕

さて、大相撲九州場所や佐賀場所も近い。
神埼の佐賀酒探訪も本場所、土俵にのぼってお相撲をとることに。
今日は佐賀では数少ないちゃんこ鍋のお店「さがの里」にお邪魔する。
では、大相撲神埼場所、シゲル山とみずえ川の入門でござーい。

ドスコイ、ドスコイ!
「さがの里」は元大鵬部屋の大相撲力士の大天濠関こと重松さんが故郷三田川の近くの神埼に店を開いて18年。

どんな大男が出てきていきなり張り手で突き飛ばされるかと思っていたら、なんとも穏やかな人柄がお顔ににじみ出た重松さんがにこにこして迎えてくださった。
まずは無事立ち合い、はっけよーい。
カウンター横には佐賀の酒蔵のお猪口セットがどーんと飾ってある。


まずはビールといいたいところだが、ここは地元の天吹特別純米
と
東一の特別純米を注文。
お通しのカンコロで一杯やることにした。
カンコロとは佐賀弁で切干大根のこと。
箸置きのしめ縄がめっちゃかわいくて持って帰りたいほど(ダメですよ

)。
ちゃんこ鍋の前に、刺身盛りと揚げ銀杏、イワシのアヒージョを注文。


これでアテは十分かと思いきや、食い意地の張ったみずえ川はメニューで見つけた特製力士風冷奴&温奴、力士味噌きゅうりの相撲部屋料理も追加。
オー、ドスコイ、ドスコイ。
食い気だけは負けていません。
片や天吹は辛口で切れがとってもよくさっぱりした感じ、こなた東一は甘めで濃醇なタイプで好対照の取り組みになった。
この佐賀酒の東西取り組み、もとい飲み比べは楽しかった。


シゲル山:重松さんはどんなお酒がお好きですか。
重松さん:はい、私もお酒は好きだが、人の好みは十人十色、好き好きだね。飲んで美味しいと言っていただけるのが一番嬉しい。

みずえ川:どのお酒も料理に合いますよね。
刺身も美味しい。

銀杏も季節感があって嬉しい。

イワシのアヒージョは熱々でオイルがなんともウマイ。

力士部屋の常備食の冷奴は独特の海苔ダレをかき混ぜていただく。

にんにくが混じってこれがまたお酒にぴったり合う。
みずえ川は思わず顔をほころばせる。
美味しい物に出くわした時の表情だ。
そしてカリカリした食感のきゅうりに甘めの味噌がぴったり寄り添う力士みそきゅうりはいくつでも食べれるから不思議。

シゲル山はまるで兎になってしまってようだ。



これだけおつまみで飲み食いしたら、もう満腹。
でも今回はまだ本命のちゃんこ鍋が今からくる。
よーし、仕切り直してドスコイ、ドスコイとシゲル山は腹を撫でる。
そしてちゃんこ鍋に挑戦。
味噌味も美味しそうだが今回は醤油味をいただく。
スープを一口。
おや、あっさりしたダシが実に深くて美味しい。
鶏ガラとカツオに加えて複雑な味はさがの里自慢の調合らしい。
野菜がたっぷりいただけるのも嬉しい。


これは熱燗にぴったりと思い天吹を熱燗にしていただく。

うーん、ほっと。
ほっこり。

ゴマが合う。

ここでちゃんこ鍋にも合う。

ウマイなー。
シゲル山とみずえ川はにやけた顔になり目を合わす。
もう、いいか。
もう食べきれない。
降参!
まだ、〆のちゃんぽんかうどん、雑炊があるのに、もう押し出し、ツマミを食べ過ぎ、寄り切られてしまったようだ。
ご麺なさい。
それにしてもちゃんこ鍋は旨かった。
また今度は四股踏んで仕切り直しをしよーっと。
あら、もう電車の時間だ。
神埼駅までダッシュ!もう食えない、走れないよ。
昼間帰りの電車で食べるつもりのお菓子のことはすっかり忘れていたようだ。
その昔、シーボルトが神埼宿に立ち「およそ一千戸の心地よき町」と記したハッピーな町神埼、幸せ運ぶ「神幸」。
カンザキでカンザケもいただき、すっかり心地よき町神埼を堪能、幸せをめいっぱいお腹に詰め込んで帰ったシゲル山とみずえ川だった。
ごっつぁんでした~!!
【データ】
●相撲料理 さがの里
神埼市神埼町田道ヶ里2451
0952-52-6654
定休日 月曜日
ちゃんこ鍋醤油味一人前 1700円
刺身盛り一人前850円
揚げギンナン 350円
小イワシのアヒージョ680円
力士風冷奴・温奴 各350円
力士味噌きゅうり 300円
天吹特別純米60 グラス300円
かんざけ お銚子大600円
東一特別純米グラス400円
ビール佐賀づくり
(了)
神埼地区探訪<その1>へ
神埼地区探訪<その2>へ
(執筆・挿し絵:シゲル)
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神埼の佐賀酒探訪も本場所、土俵にのぼってお相撲をとることに。
今日は佐賀では数少ないちゃんこ鍋のお店「さがの里」にお邪魔する。
では、大相撲神埼場所、シゲル山とみずえ川の入門でござーい。


ドスコイ、ドスコイ!
「さがの里」は元大鵬部屋の大相撲力士の大天濠関こと重松さんが故郷三田川の近くの神埼に店を開いて18年。

どんな大男が出てきていきなり張り手で突き飛ばされるかと思っていたら、なんとも穏やかな人柄がお顔ににじみ出た重松さんがにこにこして迎えてくださった。
まずは無事立ち合い、はっけよーい。
カウンター横には佐賀の酒蔵のお猪口セットがどーんと飾ってある。


まずはビールといいたいところだが、ここは地元の天吹特別純米
と
東一の特別純米を注文。
お通しのカンコロで一杯やることにした。
カンコロとは佐賀弁で切干大根のこと。
箸置きのしめ縄がめっちゃかわいくて持って帰りたいほど(ダメですよ



ちゃんこ鍋の前に、刺身盛りと揚げ銀杏、イワシのアヒージョを注文。


これでアテは十分かと思いきや、食い意地の張ったみずえ川はメニューで見つけた特製力士風冷奴&温奴、力士味噌きゅうりの相撲部屋料理も追加。
オー、ドスコイ、ドスコイ。
食い気だけは負けていません。

片や天吹は辛口で切れがとってもよくさっぱりした感じ、こなた東一は甘めで濃醇なタイプで好対照の取り組みになった。
この佐賀酒の東西取り組み、もとい飲み比べは楽しかった。


シゲル山:重松さんはどんなお酒がお好きですか。
重松さん:はい、私もお酒は好きだが、人の好みは十人十色、好き好きだね。飲んで美味しいと言っていただけるのが一番嬉しい。

みずえ川:どのお酒も料理に合いますよね。
刺身も美味しい。

銀杏も季節感があって嬉しい。

イワシのアヒージョは熱々でオイルがなんともウマイ。

力士部屋の常備食の冷奴は独特の海苔ダレをかき混ぜていただく。

にんにくが混じってこれがまたお酒にぴったり合う。
みずえ川は思わず顔をほころばせる。

美味しい物に出くわした時の表情だ。
そしてカリカリした食感のきゅうりに甘めの味噌がぴったり寄り添う力士みそきゅうりはいくつでも食べれるから不思議。

シゲル山はまるで兎になってしまってようだ。




これだけおつまみで飲み食いしたら、もう満腹。

でも今回はまだ本命のちゃんこ鍋が今からくる。
よーし、仕切り直してドスコイ、ドスコイとシゲル山は腹を撫でる。
そしてちゃんこ鍋に挑戦。
味噌味も美味しそうだが今回は醤油味をいただく。
スープを一口。
おや、あっさりしたダシが実に深くて美味しい。

鶏ガラとカツオに加えて複雑な味はさがの里自慢の調合らしい。
野菜がたっぷりいただけるのも嬉しい。


これは熱燗にぴったりと思い天吹を熱燗にしていただく。

うーん、ほっと。

ほっこり。


ゴマが合う。

ここでちゃんこ鍋にも合う。

ウマイなー。

シゲル山とみずえ川はにやけた顔になり目を合わす。
もう、いいか。
もう食べきれない。
降参!

まだ、〆のちゃんぽんかうどん、雑炊があるのに、もう押し出し、ツマミを食べ過ぎ、寄り切られてしまったようだ。
ご麺なさい。
それにしてもちゃんこ鍋は旨かった。

また今度は四股踏んで仕切り直しをしよーっと。
あら、もう電車の時間だ。
神埼駅までダッシュ!もう食えない、走れないよ。

昼間帰りの電車で食べるつもりのお菓子のことはすっかり忘れていたようだ。
その昔、シーボルトが神埼宿に立ち「およそ一千戸の心地よき町」と記したハッピーな町神埼、幸せ運ぶ「神幸」。
カンザキでカンザケもいただき、すっかり心地よき町神埼を堪能、幸せをめいっぱいお腹に詰め込んで帰ったシゲル山とみずえ川だった。
ごっつぁんでした~!!
【データ】
●相撲料理 さがの里
神埼市神埼町田道ヶ里2451
0952-52-6654
定休日 月曜日
ちゃんこ鍋醤油味一人前 1700円
刺身盛り一人前850円
揚げギンナン 350円
小イワシのアヒージョ680円
力士風冷奴・温奴 各350円
力士味噌きゅうり 300円
天吹特別純米60 グラス300円
かんざけ お銚子大600円
東一特別純米グラス400円
ビール佐賀づくり
(了)
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(執筆・挿し絵:シゲル)
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Posted by シゲルとみずえ at 17:56│Comments(0)
│佐賀酒探訪
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